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3月までの実績で、2016年の訪日観光客数を予測してみた

東京は桜の季節も終わり、部屋の予約も少し前より落ち着いてきた、今年の桜シーズンはてんてこ舞いでしたという方も少なくないはず。おそうじグリポンも3月の後半から4月の中旬にかけて、かなり多忙でしたが、特に事故もなく一同ホッとしております。

日本政府観光局(JINTO)の発表によると、3月の訪日外国人数は201万人で、はじめて200万人を突破しました。4月分の発表は5月の下旬になるのでまだ分かりませんが、4月も200万人の壁を大幅に上回っているだろうなということは銀座などの観光地を見た方からすれば想像に難くないでしょう。

筆者は外資系コンサルティングファームのデータサイエンスチームに所属していたのですが、今回はそんな筆者が今年の訪日外国人数は一体何人になるのか、ということを分かりやすいざっくり計算モデル用いて予測してみました。

昨年の訪日外国人数は1,973万人で1~3月は413万人で約20.9%を占めていました。今年は1~3月まで575万人なので、同じ比率で考えれば2,748万人になる。すごい!3,000万人見えてきたよ、それでいいじゃん、もう帰ろうよ…そんな私の中のナマケモノがそんなことを呟いていたものの、さすがにこんな手抜きでは怒られるなぁと思い直し、もうすこしちゃんと検証してみることにしました。

1〜3月と年全体の比較

1〜3月と年全体の比較

直近3年間における1~3月の訪日外国人数の割合を見てみると年々小さくなっていることがわかります。これは何かというと、訪日外国人は日々増加しているということなんだろうな、解釈できます。2015年は前年の1,341万人から約47%増の1,973万人です。同じ比率で毎月訪日客が伸びていると仮定すると、月に3.3%ずつ増えているという計算になります。この月の成長率のことをベース成長率と呼ぶことにします。

カンの良い方はここまでで分かったかも知れませんが、この月別の伸び率さえ分かれば3月までの実績を引き延ばすことで年間の訪日客数が予測できてしまうのです。ただ、月別の訪日客を並べてみるとどう考えても3.3%ずつ伸びているように見えません。これは、3.3%ずつの成長だけでなく、季節の影響を受けているからです。

月々のベースの訪日客数の成長を実績から除去すると、図2のような季節変動が見えてきます。年間の各月の訪日客数の平均の100としたときに、各月の客数はいくつなのか、を表しています。4月と7月がピークなんですね、4月は桜だから分かるけど、7月はなんで?8月じゃないの?これについては別の回で検証しようと思います。12~2月に落ち込むのはとてもしっくりきます。

訪日外国人数の季節変動

訪日外国人数の季節変動

季節の影響は分かったので、直近は本当に昨年と同様に3.3%成長ができているのか検証してみましょう。冒頭で3月は200万人超えでしたが、引き続き3.3%成長していたと仮定し、この季節変動を考慮すると3月は220万人を超えていても良いレベルでした。あれ、実績は大分少ないですね。どうしちゃったのよ、ジャパン!

2016年の円相場の推移

2016年の円相場の推移

図3は円相場のグラフですが、2月中旬から円が高くなっています。桜シーズンでその影響が見えづらくなっていましたが、いつのまにか日本に遊びに来づらい状況が生まれていたのです。

この状況から2つのケースを想定することにしました。

  1. もう今年はこれ以上ベースの訪日客数の成長はない
  2. 3%よりはまろやかなペースで訪日客数が成長する

1についてはベース成長率を0%、2は直近6ヶ月間のベース成長率、約1.31%を使って予測します。結果として、1の場合は約2,419万人、2の場合は約2,618万人となり、2,000万人台半ばで落ち着くような形になりそうです。日本の滞在期間を5日間と仮定すると、昨年に比べて常に8万人以上の訪日外国人が日本にいる計算になり、1グループ3人とすると昨年と比較して2万部屋以上の宿泊施設が必要ということになります。

当たるかなー?

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